ジョセフマーフィー 潜在意識

ジョセフマーフィー 潜在意識

引き寄せの法則の先駆者であり、牧師であったマーフィー博士の思想についてまとめました。

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ジョセフマーフィー 名言

ジョセフ・マーフィーは、潜在意識の働きをわかりやすく説き、
キリスト教的な表現でこれを広めました。


ジョセフ・マーフィー(1898年-1981)は、米国で活動し、たくさんの著作を残しています。
ジョセフ・マーフィーの説いた潜在意識の理論は、アメリカでは、ニューソート派と呼ばれています。


牧師として活動したジョセフ・マーフィーはキリスト教的な表現で潜在意識の仕組みを解き明かしています。
しかし、ジョセフ・マーフィーの思想の源流をたどっていけば、インドの唯識論にたどりつきます。
これは、人間の想念がすべての物質世界の現象を創造しているという思想です。


こうした思想はヨガなどのインド哲学の中に広く取り入れられ、日本にも弘法大師によって
瑜伽論とともに唯識論が高野山に持ち帰られました。
人間の意識や言葉が、現実をつくるという考え方はもともと日本古来の言霊思想の中にもありました。


ジョセフ・マーフィーは、人間の潜在意識の無限の創造エネルギーこそが、
神なるものであり、また、神とつながるものであるとキリスト教徒にわかりやすい言葉で教えています。


キリスト教徒の世界観では、造物主である神と被造物主である人間との間には、
いかんともしがたいまでの隔たりがあり、人と神とがひとつになることはありえないことでした。


しかし、ジョセフ・マーフィーはそうではないことを潜在意識の観点から説いて神の秘密を
人々に開示したのです。人間が思考や感情を想念として抱くときに、
その想念は創造のエネルギーを持つものであり、運命や現実を作り出し、引き寄せるということを示したのです。


ジョセフ・マーフィーは、引き寄せの法則あるいは想念の現実化という宇宙の法則を、
潜在意識は無限の神の働きとつながっているという表現で説明したのです。


そして、人間が精神的にも物質的にも豊かで幸せな状態になることが、
正しい潜在意識の使い方によって、誰にでも可能であることを教えました。


幸福も不幸も、神によって強制されるものではなく、人間が主体的に生み出す思考と感情、
すなわち想念によって生み出されるものであり、その思考と感情は、
人間自身によっていかなる姿にも変容させることができると説いたのです。


潜在意識にどんなイメージ、思考、感情をインプットするかによって、
その人の運命もいかようにでも変わるし、変えられるのであるといったのです。
ジョセフ・マーフィーは、運命は定められたものではなく、潜在意識のあり方しだいでいかようにでも変えられると教えたのです。


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